【追記アリ】Serene Bach UTF-8版にメールフォームを設置する

UTF-8 版 Serene Bachである拙宅に、メールフォームが設置されました。
そして、このエントリはそのためのノウハウをしたためてありますのだ。
CGIスクリプトの改造に触れてるので、自己責任において活用してくださいなのだ。
具体的な方法は続きに書いてあるのだ。

追記 08/11/24
メールフォームスクリプトの修正更新がありました。作者さんサイトで入手できます。

追記 08/02/09
宵闇書房さんが移転してたのでリンク先を修正。

追記:重要 06/12/30
このメールフォームスクリプトには「設置サーバー以外からの呼び出しを禁止する」ルーチンがありません。
実は、うちに設置していたこのスクリプトが海外のSPAM配信の踏み台にされてしまったらしく、鯖に大変負担をかけてしまったようなので、今はスクリプトを取り外しています。
(SBで新たにディレクトリを作る・または編集できるようなディレクトリを作ろうとするとパーミッションがアレになる関係もあるんでしょう)

今回取り上げたスクリプト元のhttp://kemu.net/さんと、宵闇書房さんと、突然の相談と依頼にも快諾してくれた read a littleのTYLIGHT さんに、この場を借りて御礼申し上げます。

サイトを見た人がメールを送られるようにしたい。
しかし、今のご時世、メールアドレスをさらけ出すのはリスクが大きすぎる。
……となると、選択肢はメールフォーム、と相場は決まっておるのであります。
しかしながら、せっかくデザインをまとめているのに、メールフォームのページだけデザインが違うのではやっぱりかっこ悪い。

そこで。

sbにメールフォームを設置する@宵闇書房のエントリを参考に、kemu.net さんからスクリプトをお借りし、送信成功・失敗ページを作り、フォーム送信エントリを作り（テンプレートに組み込むのではなく、専用ページにしたかったのでエントリを作ったのだ）さて送信……と思ったら、フォームで名前に設定していたところに日本語を入力すると文字化け。本文はメーラーのエンコードを変えることで読めたけど、名前の部分はどうしても読めない。

これはあれか? うちの SB UTF-8 版だからか?……と思い当たる言葉をぐぐるさんして、スクリプトとにらめっこしてみたけど、門外漢には呪文に見える文字の羅列。基本的に何をどう弄っていいか分からないし、見覚えのある文字を弄ってみてもやっぱりダメ。とうとう、わたしの知る中でこういうのに造詣の深い Arrange Stream の中の人、とわたんこと TYLIGHT氏に相談を持ちかけたのだ。
（注:Arrange Stream は read a little 内の独立コンテンツ）

以下、宵闇書房さんとこにある手順のうち、メールフォームのスクリプト設置以外はできているモノとして、話を進めます。

必要なモノ

• Jcode.pm
• kemu.net さんとこのメールフォーム Shift_JIS 版

重要なのは Jcode.pm。詳しい説明はリンク先にゆずるとして……
ページ内「Jcode.pm」の項目にファイルへのリンクがあるので、そこから入手するのが手っ取り早いのだ。

CGI改造手順（あ、perlのパスはちゃんと設定するのだ）

1. 12行目　require ‘jcode.pl’; を use Jcode; へ
2. 36行目　jcode::convert(\$in{message},’jis’); を
   $message = Jcode::convert($message,’jis’); に変更
3. 57行目　jcode::convert(\$in{value},’euc’); を
   $value = Jcode::convert($value,’jis’); に変更

あとは、スクリプトと Jcode.pm をアップロードして、パーミッション設定したれば OK 。

UTF-8 にデフォルトで対応しているメースフォームスクリプトは数が少なく、あってもシェアウェアだったり、機能が多くてシンプルな用途には使えなかったりするので、この改造で使えるようになったのは本当に助かりました。
エントリのはじめにも書いたけど、もう一度ありがとうございましたっ!