アストルティアの話にエオルゼアとは、これ如何に。
「ぼそわー1」
「姐さん来た」
「これでそろうな」
「ねーさん蜘蛛いこう!」
「え!?」
突然の勧誘に時間を気にするものの、彼女はおもむろに最寄りの酒場に向かい、身支度を調える。
都合2度目の強蜘蛛行脚は、復習を兼ねたいつもの「オーブが出るまで帰れま10」(討伐報酬が出るまで戦い続けること)になるはずだった。
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「はい」
「せいすいうまいです」
宝箱を開けては、嘆息を漏らす。
白の聖地に落胆の色が落とされる。
想像の通り「出ない」のだ。
戦いを重ねるごとに、宝箱を開ける手つきが粗雑になってゆく。
「コレで、10体目……」
「マジか」
「ちょっと蜘蛛さぁん?!」
白の聖地に、怨嗟の声がこだまする。
「つよボス」はその大半が魔瘴による幻影と言われているが……こうした冒険者たちから発せられる負の情動により構成されているのが真相ではなかろうか。
彼らがその箱から日輪の輝きを宿す宝玉を手にしたのは、実に14回もの死闘を繰り広げたあとだった。
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この戦いの時点で、アラグネを含む最も早くに開放された「つよボス」から討伐報酬のオーブが得られる確率は 25% だという。
すなわち、13戦連続して討伐報酬がドンペリ2である(=オーブではない)確率は、2.38% だ。(75%の13乗)
この数値をどうみなすかは、読者諸兄諸姉にゆだねよう。
ちなみに、バズズの討伐報酬がソーサリーリングである確率を8分の1(12.5%)としたとき、8戦連続ドンペリの確率は、およそ34%。
さらにいうと、16戦して出ない確率は11.8%。
8戦連続ドンペリは未だリングの出ないディナテスの、16連続ドンペリは入手までのチーム内最多討伐回数を誇る じょにー の記録(17匹目にしてソーサリー入手済)である。
「うーん、じょにおたんは超えたくないなぁ……」
「もしそうなったら?」
「そんときは、せんせーにおもしろおかしく書いてもらうさ」
自虐にも似た軽口は、フラグとなって屹立する。
果たして、その去就や如何に。
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笑うしかなかったw
気がついたら2時間近く強蜘蛛ばっかやってました。まさかの14戦目でやっとのオーブwwww
(だからタイトルにエオルゼア、というセンスのアレさ加減)
その中で、ナイスボケやナイス開幕一喝、ナイスみとれ(相手が見とれて1ターン休み)とか盾ガ2連発とか、逆に開幕時に2連撃やテンション一撃でワレワレ(回復役)が乙って戦況が崩壊するとか、ホントにいろいろ味わいました。
勝っても乙っても、目的を達するまで淡々と戦いを繰り広げるのが当たり前になっていく廃人怖い。
フラグの結果は次回。
ちなみに、明日から1.5中期突入に伴い蜘蛛含む旧強ボスのオーブ確率がアップするそうです(^q^)
この記事のネタ元バトルからもう1ヶ月以上経つんですが、現在チムメンの半分近い数が本当に新生エオルゼア行ってて、プレイ環境の整わないワレワレは指をくわえつつアストルティアに……行くこともなくだらけてます。夏バテかな、コレ。
なんとか、水やりだけは行ってるって感じですねぇ……
ディナテス当人はといえばレベル70台になったからか、いろんな方にサポートで駆り出されるようになりました。
ありがたや。
レベル71僧侶の次点レベル職がみんな40代(戦士・魔戦・旅芸・バトマス・武闘)なので、ひとつはレベル50職を作りたいなーと思いつつ、仕事から戻ってきたらくずおれてます。
- ボンソワール(Bon Soir)→ぼんそわー→ぼそわー と略されてきた、夜の挨拶。日中は「ぼんじゅー」 [↩]
- 強ボス・コインボスの討伐報酬の宝箱から まほうのせいすい が出ること。強ボスはともかく、コインボスはその経費からすれば「やたらと高い まほうのせいすい」になるのだ [↩]