毎年恒例となった、ピーチ大王氏主催「ゆず庵・世界一すごいパフェ祭」のレポートである。
このエントリは材料編。パフェができあがるまでのレポート前半をお送りする。
主に、奇々怪々な材料を紹介することになろう。
当然だが写真が多い故、お覚悟を。
また、画像の中には顔を隠すためにゆず庵のロゴを重ねてあるモノもある。
このあたりもご了承いただきたい。
先のエントリで
愛車の中古ライフに故障が見つかり(燃料タンクが凹んでいた)、今日は土讃線と電車を使っての参加になる
と書いたのだが、都合がついたため車で炎天下の土佐路を走る。
ゆず庵に到着したのは13時40分過ぎ。
駐車場はすでにほとんど埋まっており、そばの農道への路駐が目立つ。
いざ中に入ろうとすると、背後から雷鳴がごとき爆音がとどろく。
近藤社長が自ら運転して横付けしたそれの前には燦然たる黄色地に黒の跳ね馬。
ダッシュボードにはこんなモノが………しかし、パフェ祭に優勝劣敗はない。
完食するか否かである。
お馴染みの花輪、今日はエビちゃんだった。
店内のほとんどが今回のパフェ祭の参加者といっても過言ではなかった。
レジに並んで参加費を払い整理券を受け取った(ちなみに番号は097)あと、奥座敷で待機する。
約20分後、いつもは奥座敷に飾ってある時価ウン百万円の大皿が、来るべき時のため冷却の洗礼を受ける。
数十分後制作開始の報を受け、ワレワレは座敷から店内へ向かった。
今回、久保田食品謹製業務用高級アイスクリームの上にトッピングされる具材は上の通り。
「それはパフェの材料やない」とツッコミを入れたくなるのは山々だろうが、こんなところで驚いているようではパフェ祭の参加者はつとまらない。
赤字の部分について。
少し話は前後するが大皿を冷却していた頃、ピーチ大王氏から座敷に速報が入った。
「今度のパフェは『かつおパフェ』だそうです」
「近藤社長が 鰹 の た た き を 切 っ て い る そうです」
な ん と い う こ と で し ょ う 。
かつて、かつおのたたきがトッピングされるパフェがあったでしょうか。
と、つい加藤みどりしてしまうこの衝撃も、この祭のプレリュードに過ぎない。
黒山の壁と化したギャラリーを縫うように、段ボールを高く積んだ台車が入ってきた。
表示を見ての通り、久保田食品謹製・業務用高級アイスクリームである。
今回の味は、バニラ・チョコレート・いちご・抹茶・キャラメル(以上5リットル)・やまもも……それから、近藤社長絶賛の杏仁豆腐アイス。
従業員が手際よく段ボールからアイスの筒を出し、いよいよ冷菓のリドルアナ大灯台の建設が始まった。
……と、もう一つトッピング具材があったのだった。
何に見えるか………?
【以下、建設編に続く】