天魔降魔顛末記:暗黒大樹エクスデスのディナテス密着24時

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(注:しつこ(ry DQX日記です。今回は……みんな大好きあの!)

天魔クァバルナ。
ドルワーム王国にその伝承が伝わる強大な魔物である。
私の記録は、ディナテスとその仲間たち以外の固有人名・魔物の名称を極力出さない方針だが、これは例外にしても良いだろう。
ちなみに今回の件名は「てんま/ごうま/てんまつき」と読む。

この天魔の存在がアストルティアの旅人に確認された当初、戦場の前には常に屍が積み上げられ、僧侶は「天使の守り」必須、中の人入りでの戦いでなければ討伐は不可能。最終ボスよりも強いのでは……とまで評されていた。
バージョンアップと呼ばれる世界の変化によって戦いやすくはなったものの、最強ボスの名をほしいままにしているのは変わらない。

「……せんせーんとこにいた、おめが、とか、しんりゅー、みたいな感じ?」

ゴブル砂漠の乾いた風が、我が内にも吹きすさぶ。
ディナテス一行は、よみがえった天魔の魂を追って砂漠を西にひた走っていた。

エネルギーソースの問題を解決させるための行動によって、封印されし存在がよみがえる、とは……どこかで見たような展開1だな。

「そうですね」

魂と肉体とに分かたれて封じられた、という点には中世畏国における獅子戦争の裏で異端者が対峙した「血塗られた聖天使」に共通するところがある。

「そーですね」

しかし「だいたいメガネのせい」とは聞き及んでいたが、確かに……

「せんせー、しゃべらないで!はぐれるッ」

はぐれる?
それをいうなら「はぐれちゅう(現在完了形)」だ。
中の人の地方方言には完了時制がある……とは常用のローカル持ちネタだが、なるほど、このように使うのか。
地図を見て焦らず走れ。

一行が切る風は、ゴブルの砂嵐からボロヌスの熱波へと続いていた。

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重要な事項には再度言及するのが、この界隈での習わしである。2

天魔クァバルナは、その強さが最終ボスを上回るとまで称され、バージョンアップによる世界の変化を経てもなお、最強の名をほしいままにしている存在だ。

「勝負は時の運」とは言うが、己の行動を、選択を誤れば……
目下に斃れる先達を認め、ディナテスは神妙な面持ちで蘇生呪文の詠唱を始めた。

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遅ればせながら、今回の陣容を紹介しておこう。

バトルマスター鋭意修行中のイフェル。はやぶさの剣二刀流みだれうちは浪漫である。……ん?みだれうちはない……だと?
武闘家修業が佳境に入った、りっか。虎爪の火力は健在だ。
そして、ホームタウンドミナの誇る廃人おしゃお3魔法戦士、ごつ……のイミテーショ(んごごご)……サポート仲間だ。便宜的に「にせごつ」とでもしておこう。
これに回復役としてディナテスが入る、いわゆる「物理天魔」の構成だ。

片手剣二刀流バトルマスターとツメ武闘家、両手杖魔法戦士に、しんこう心100スティック僧侶か……

「姉さんしかザオできないから」
「ひいい」

一番死にやすい者が一番死んではならない、という痛恨の通告。

「今回は物理だから、左の翼をねらうよ」
「右は残して、左、と……」
「ちなみに魔法でやるときは逆に右を残すね。5分経つとやばいから、それまでに……」

クァバルナは本体と左右の翼が独立して行動する、希有なる生態をもつ。
本気を出させぬよう戦力を削ぐため、左右の翼いずれかを落としてから本体を攻撃するのが常道だ。

(まずは天使、それから祈り、まずは天使、それから祈り、まずは天使、それから……)

りっかとイフェルの作戦会議をよそに、自らへ最低限の行動様式を言い聞かせる。
古代イヴァリースの行動制御装置(ガンビット)があれば、装着させてやるのだがな……それではサポート仲間と変わらぬか。

レベルを上げて物理……であろうが、魔法主体であろうが、最大の敵は時間だ。
生死を決するのは、300秒。

ザオラルで現世に呼び戻した先達に見送られ、ディナテスは水底の牢獄へ足を踏み入れた。

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天使の加護を請い、祈りを捧げる。
祈りに応え迸る理力は、彼女が唱える回復呪文の効力を倍加させた。
詠唱に時間を要しないホイミが通常ベホイミ程度の力を持つようになると、戦場での立ち回りは格段に楽となる。
前線が受ける天魔からの一撃に対して確実に回復を施し、手の届かないところは にせごつの振るう しゅくふくの杖が補った。

なにやらメラゾーマと称する事実上のメラ未満が飛んできたこともあったが、水のはごろも一揃えに火耐性+14%の追加錬金、そしてかの 竜おま の庇護下にある彼女の敵ではない。4
視線の先では、すてみの構えで特攻にかかるイフェルと強化呪文を受けた りっか が刃の壁を形成し、にせごつがMPパサーを施している。
虎と隼の猛攻が、天魔の左翼を地に落とした。

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左の翼を落としてしばらくのこと。
仮面の容貌から射貫かれるような何かをおぼえ、

(やば、タゲられてるワレワレ!)

ディナテスは祈りの理力が薄れるのも構わず走り出した。

「前衛の役割は、低~中程度のダメージを安定して与えつつ、あらゆる手段をもって敵の動きを阻害して僧侶や魔法使いに攻撃が飛ばないようにすることだと思って、ずっと前衛職やってるんで~」

イフェルの言が脳裏をよぎる。
魔法使いや僧侶、賢者といった後衛職は、被弾しないようにするのが前提だ。
故に前衛は全力で壁となり、後衛は回復や相手の弱体で彼らを間接的に守る。
また、標的が逃げることで相手の行動を焦らすのも重要な戦術だ。
イフェルと りっか の足止めを信じ、彼女は走り続ける。

それから程なくして、虎爪を繰り出した りっかの咆吼と天魔の断末魔が水底の牢獄を揺るがした。
300秒の壁は、越えずにすんだようだ。

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自宅のベッドで眠りにつくディナテスを横目に。
これまでに授けられた鍵章……キーエンブレムを空中で一堂に会し、眺めてみた。

アズランの緑。初めての鍵章は、友人のエルフ魔法使いの導きで手にしたものだった。
グレンの黒、オルフェアの白、ジュレットの青
ガタラの黄。……ディナテスよ、死んでしまうとは情けない。

ヴェリナードの銀。頼もしいチームでの戦いを経験し、この頃から僧侶としての本格的な戦い方を身につけていく。
ガートラントの赤、メギストリスの紫
カミハルムイの桜。終盤ベホマラーの不発も、今は笑いぐさだ。
そして、ドルワームの金。

鍵章の受章は、通過点に過ぎない。
だが振り返れば、それを得るごとに「つよさ」の数値だけではない強さを鑑みることができる。
無論、これから「先」にも探求と挑戦の道は続く。廃人集団から噂に聞く「強ボス」とやらにもいずれは挑むことになろうし、己の宿命と向き合わねばならぬ箇所も残されている。

そして、私がこの世界と接する媒体も更新され、形而上的(プレイヤー視点ともいう)にも新たな刺激がもたらされたところだ。
このアストルティアでの旅は未だ相まみえぬものに満ちている。おそらくそれは、これからも続くだろう。
一つの里程標を越えた彼女をねぎらい、今夜は筆を置くことに……筆……こやつの家には机がなかったな。
机、置いてもらえぬだろうか……

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中の人が風邪で伏せっている間にもいろいろあって、レベル55のキャップを外したり(メッサーラよりも周囲の別モブにあたって死んだりはぐれたりが辛かった)とか、WiiU版開始でチームメンバーが増えたとか、WiiU買ったとかw
ああだこうだしてるうちにチームで天魔行ったので、日記ネタはこれで。しかし、Wii版最後のボスが天魔とはね。

しんこう心100になって初めてのボス戦だったので、聖なる祈りも初使用。
相変わらずのビビリなもんで天使の守りやってからにしたんだけど、順番逆でもいいっぽいですね。
目標が「素早さパッシブとって聖なるホイミしまくる僧侶」になりましたw
これ、ザオとかスクルトとかの詠唱時間が長い呪文を使う分にはあんまり効果ないけどね。

それから、書いてる時のBGMがDQ5「戦火を交えて〜不死身の敵に挑む」からDQX「刃の旋律〜渾身の力を込めて」に変わりました。
紆余曲折あって、やっとDQXサントラを買ったからですが、どちらも通常戦闘と通常ボス戦のメドレーですね。
「刃の旋律」がオケ版でいい意味に「化けてる」とは聞いていたけど、これで実際にバトルできるとは楽しみです(執筆時現在WiiU版インストール中)。
「渾身の力を込めて」は歴代ドラクエボス戦の中でもいきなり上位に食い込むお気に入り。1コーラス最後あたりが「力を合わせて挑む」プレイヤーたちの士気を鼓舞しているようでたまらんとです。

プレイ進捗としては遅い方だし、ここまで叙情的に振り返るのもどうかなぁ……とは思いつつ、楽しいからやってます。
一人称での記述ですが、書いているのは「ディナテス本人」ではないので、変則ロールプレイですね。

  1. FF5第1世界の展開w []
  2. 「大事なことなので2度いいました」を老獪中二病でいうとたぶんこうなる []
  3. おしゃおまについては前回エントリ参照 []
  4. ちなみに被ダメは1だった []

コメント

  1. sibasizyou19 より:

    お久しぶりです。4月になってからずいぶん経ちましたね。4日は僕の誕生日でした。まあ、社会人になってからはあんまり大げさにならなくなり、ケーキを買って家族で食べるぐらいしかしませんでしたけどね。
    スマートフォン用のアプリでファイナルファンタジー5が配信されたそうです。ただ、キャラのグラフィックがひどすぎると評判でよくないそうです。僕も見てみましたが、従来のものとは結構かけ離れているのです。あれは一体だれが描いたのでしょうか。よかったら見てください。

  2. dynastess より:

    お帰りなさーい。

    4月も半ばになると5月病の足音が近づいてきますね。……はともかく、
    そろそろ新年度スタートダッシュの疲れが出てくる頃です。ご自愛ください。

    4月が誕生月とか。Bon Aniversaire!
    地元のヲタ友人にも4月誕生日の人がいて、Amazonの欲しいものリストに挙げたものからプレゼントを贈る予定です。
    いい時代になったものです。

    <iOS FF5
    残高が全くないのをいいことに静観を決め込んでますが、プレイしてみると思ったほどいやじゃない、という意見も散見されますね。
    あと「グラフィックの変更でとばっちりを受けてない」一部の例もございまして……
    ……エクスデス先生ですが。(またかよ)だからプレイするのをためらう、というジレンマでもあります。
    (そもそもウィンドウに顔グラがついた原因のGBA版が、未だにクリアできてない)

    グラフィックには、あの渋谷さんが関わっているそうですよ。
    マップやバトル画面でのキャラ絵が頭身あがったのには違和感でしたが、FF6のそれと思えばちょっと和らぐかも。
    SFC時代の、発色数にも解像度にも制限があったからこそ生まれたFF5当時のグラフィックは、
    いまの高精細なスマートフォンの液晶では逆に再現しづらいのかもしれませんね。
    (それでもやって欲しかったけど……もしくは、DSFF4くらいの大変更で。主にボイスの面で(本音))